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仲介業者と取引する方は要注意?買付証明書は売買契約書ではない!

公開日:2021/12/15  最終更新日:2021/11/29


物件の購入希望者から提出される書類の1つである「買付証明書」ですが、どんな意味や役割を持っているのでしょうか。こちらの記事では、買付証明書を作成するメリットや注意すべき点、売主側が提出する書類などを合わせて紹介します。チェックしてみてください。

買付証明書を作成するメリットはある?

買付証明書とは、買主が売主や売主と契約をする不動産会社に提出する書類の1つであり、「この物件を購入したい」という意思を表明するものです。買付証明書には法的効力はなく、提出の義務はありません。それでは、買付証明書を作成することには、どんなメリットがあるのでしょうか。

1つ目のメリットとしては、購入の意思を伝えることができ、優先的に交渉を進めてもらえるという点が挙げられます。気に入った物件を見つけて購入したい場合、売主と購入希望額などを交渉する必要があります。早めに購入の意思を伝えておくことでライバルが減り、購入する機会を得ることがでるようです。また、もし自分が買付証明書を出した物件が、売主との条件が合わなかったり、誰かが先に買付したりして買えないという場合もあります。しかし、後日売主が条件を緩めたり、先に買付した人が購入できなくなったりした場合は、優先的に話を持ち込んでもらえることがあります。

2つ目のメリットは、値下げの情報が優先的にもらえる可能性があるという点です。売り出し直後の物件や、人気のある立地である物件などは、売主側はなかなか値下げをしてくれません。しかし、ある程度の期間がたっても売れなかった場合、売主は早く売るために価格を下げることがあります。その場合、買付証明書を提出している人の方が購入してもらえる可能性が高いと判断されるので、優先的に値下げ情報の連絡をしてもらえることがあります。

3つ目のメリットとしては、不動産会社との関係を築くことができるということが挙げられるようです。買付証明書を提出することで、自分は本気で物件を購入する意思があるというアピールを不動産会社にすることになります。そのため、対象物件が購入できなかった場合でも、他の物件を紹介してもらえる可能性が高くなります。

買付証明書だけは契約できないので注意

先ほども少し触れたように、買付証明書は法的効力がなく、売買の正式な申込書ではありません。買付証明書は購入希望の意思表示のみとなり、購入希望金額が記載されます。その他にもたくさんの項目があり、書面で提出するので契約書と同じだと勘違いしてしまいそうですが、買付証明書では契約成立にはなりません。

売買の契約を交わすためには、契約に関することや約款などが記載された「不動産売買契約書」が必要になります。買付証明書が「購入希望の意思を表すもの」であるのに対して、売買契約書は「売主と買主の合意のもと締結した物件の売買契約を証明するもの」となります。売主との交渉も済み、実際に売買を行う段階で必要な書類が売買契約書であり、買付証明書はその前の段階に提出する書類となるようです。買付証明書を提出しただけで物件を購入できるのだと安心してはいけないので注意が必要です。

ちなみに、買付証明書の他にも、「買付申込書」や「買受証明書」「購入申込書」などと名称が違うものがありますが、意味は同じです。ちなみに、法律の観点からは売買契約についての書面作成は必須ではなく、当事者双方が合意していれば口頭でも契約は成立するとされています。しかし、不動産は重要な財産であり、扱う金額は高額なので、後々のトラブルを防ぐためにも契約書を作成することが一般的となっています。

売主側は売渡承諾書の作成と提出が必要!

買主の購入希望条件と売主の売渡条件のすり合わせを行い、折り合いがつけば、売主が物件を売却する意思があることを表す書類として、「売渡承諾書」という書類を作成し、提出するようです。

これは、購入希望者が物件の購入意思を表す買付証明書と同じく、法的効力はありません。そのため、もし後から売渡承諾書を取り下げたとしても、損害賠償などのペナルティなどは基本的にはありません。法的効力がないなら、どうしてこのような書類を作成し、提出し合うのかと疑問に思う方もいると思いますが、それは、口頭での約束だけでは信憑性に欠けるところもあるからです。売渡承諾書を受け取った購入希望者は、物件の売買のための交渉権を得たことの確認になります。

また、書面によってお互いが今後の売買条件の合意成立に向けて詳細を詰めていくことへの意思があることを確認するという意味もあります。さらに、購入希望者が住宅ローンの審査を受ける際に、購入予定物件の取得可能性を金融機関が判断する可能性を金融機関が判断するための材料になることがあるようです。

 

買付証明書や売渡承諾書はそれぞれ、物件を購入する、売却するという意思を示すものだということがわかりました。聞き慣れない言葉となるうえ、この書類で契約できたのかと誤解してしまいそうですよね。書類の意味を理解して、賢く利用して行きたいものです。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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